接着芯も断ちはしの処理も、裏地もいらないビニールコーティングのポーチです。慣れてしまえば、あっという間に何個でも作れます。
では、早速、作り方の説明です。
作り始める前に、一度、すべての説明を読んでから縫い始めることを
お勧めします。
ビニールコーティングのポーチです。
一見難しそうにみえますが、なれてしまえばとってもカンタン♪
なんと、型紙なしで縫えてしまいます。
むしろ、型紙なんてないほうが、型紙に惑わされずにキレイに縫えるといっても
過言ではないと思います。
ビニールコーティングの基本的な扱い方は
ビニールコーティング・ラミネート加工の布の縫い方
を参照してください。
ビニールコーティングの布を裁断します。
ここでは、某手芸店で買ってきた、ビニールコーティングのカットクロスを
そのまま長さ(大きさ)を活かしてポーチを2種類作ってみようと思います。
ここでは、53cm×32cmのカットクロスを使いました。
店頭では、50cm×30cmと書いてありましたが、実際は53cm×32cm
ありました。
ほとんどの日本の手芸屋さんでは、実際のサイズよりも大きめに
カットしてくれていますよね?
ビニールコーティングのカットクロスを写真のサイズ通りにカットします。
「え〜、私が買ってきたのは、53センチ×32センチじゃなかった〜」と
いう方のために、長さの解説をしますね。
え〜と、まず、大きいほうの長さ(24cm×32cm)ですが、
24cmというのは、ファスナー付けの部分です。
ここでは、20cmのファスナーを使います。
普通、20cmのファスナーというと、
開き始めのところから、閉じ止まりまでの長さが20cmという意味で、
両端についている部分は含みません。
ここで、ファスナー付けの部分が24cmにしているのは、両端の部分を
含めてだいたい24cmにしているだけなので、もしあなたが買ってきた
布が24cmよりも小さくても22cmくらいあれば、充分です。
そして、32cmという長さですが、これも私が買ってきた布の縦の長さが
たまたま32cmだったというだけで、この長さは、ポーチ本体の太さの部分に
なりますので、ここの長さもあなたが買ってきた布が32cmよりも小さいからといって、問題ありません。
あなたの布の大きさで作ってください。
そして次に、5cm×14cm という長さですが、これは、四角いポーチの
持ち手の部分になりますので、多少長さが違っても、持ち手の大きさが
多少かわるだけですので、問題ありません。
5cm×9cm の部分ですが、ここは、タグの部分になります。
持ち手と同様、タグの大きさが多少変わるだけですので、ここも、あなたの
布の大きさでかまいません。
一番気にしなければいけない長さがファスナーの長さです。
やっぱり、22cm位は欲しいので、先に、ファスナーのつく本体布を確保してから、余った部分を持ち手やタグに使うと、布に無駄がでません。
もちろん、持ち手やタグは付けなくても、問題ありません。
ここでは、先に、四角いポーチを作ります。 四角いポーチは、さっき裁断したこちらの部分を使います。
大きいほうの布をさらに半分に裁断します。ファスナーは20cmのものを使います。
持ち手とタグを作ります。
持ち手とタグの布の半分に折り目をつけて、
折り目から2箇所に、しつけテープを貼ります。
しつけテープの白いところを剥がして、両側からしっかりくっつけます。
端ミシンをかけたら、持ち手とタグの出来上がりです。
ファスナーを縫います。ファスナーのつけ方は、
ペンケースの作り方を参照してください。
底を縫います。底の縫い方も
ペンケースの作り方を参照してください。
この位置にタグを仮止めします。仮止めは、しつけテープを使います。
注)このあとすぐに、裏側から脇を縫うので、表に返す必要はないのですが、
タグの仮止め位置を解りやすくするために、表に返して写真を撮りました。
みなさんは、ここは、裏をみたまま、仮止めしてOKですよ。
ファスナー位置と底中心を合わせて、脇を縫います。タグを挟み込んで いるところは、強度補給のために、2度縫いします。
マチを4箇所カットします。
3センチ角にマチをカットしますが、かならず、縫い目から3センチとってください。
マチを4箇所カットします。
マチをカットしたことによって、脇の縫い目がカットしたところが
返し縫いじゃなくなりました。ほつれやすくなっているので、
念のため、カットしたところは返し縫をしておきましょう。
よく、このタイプのポーチの作り方としていろんな本やサイトで「工」の字型
の型紙をみかけたことがあるかもしれませんが、ここの脇線をほどいて
ファスナー部分を上にすると、例のみなさんがよく見かける型紙の「工」の
字になります。
でも、初めから「工」の字型にカットしてから縫うよりも
こちらのやり方のほうが、カンタンでしかも仕上がりもきれいで、布も
無駄にしませんので、是非こちらの縫い方を覚えてくださいね。
脇のマチを縫いますが、この時、片側(タブを挟み込んでいないほう)には、持ち手をはさんで縫います。
持ち手がずれそうで心配なかたは、このように
しつけテープで仮止めしてから縫うとずれません。
(縫うときは、しつけテープの上を縫わないように気をつけてくださいね。)
反対側も同じ要領で持ち手をはさんで縫います。持ち手のところは、 返し縫をします。
持ち手が付いてないほう(タブがついているほう)も同じようにマチを縫います。
マチの部分をあとからカットしたので、マチがずれてなくて縫いやすいです♪
一般的な「工」の字型の型紙で縫ったことがある人は、ここでマチがずれてしまって困ったなんて経験はありませんか?
マチを4箇所すべて縫いました。余分な糸くずをカットして、 ひっくり返したら、完成です。
完成♪カンタンだったでしょ?
さ〜。次のページでは、もうイッコのポーチを縫いますよ〜。